ハ クサイの栽培記録(H16年8月〜12月)白菜は初めてなのでどうなるか楽しみです。しかしキャベ
ツと同じで青虫やヨトウムシ等の虫が良く付く野菜で、小生
の口に入るより虫の口の方が早いかもわかりませんね。漬け物や冬の鍋物には欠かせない一品でビタミンCが豊富な野菜です。では始めましょう。 8月21日(土) 晴れ 畝の準備から入ります。どうしても土は酸性雨の為、酸性に傾きます。そのため苦土石灰等を蒔き、あらかじめ調整しておき ます。その後、鶏糞等で土ならしを 行います。地域、土の種類、全作の様子で土に混ぜ合わす肥料状態が変わるので、これだけの量とは一慨に言えませんので後は追肥等で加減するしかないと思い ます。 画像1)苦土石灰を耕作前にばらまき一度、鍬・耕耘機等で攪拌する。 画像2)畝の中央になるところに堆肥床を作る。その床には完熟堆肥と有機肥料を置く。 画像3)堆肥床である畝の中央を埋め戻す。 画像4)その両端に畝溝をこしらえて、排水性を良くするため高畝にする。(そのままでは平畝になる) (画 像1) (画像2) (画像3) (画 像4) 8月22日(日) 曇りのち雨 畑の畝準備が出来たので後は直播きにするか育苗にするかですが、今の時期は温度差が出るので発芽にばらつきが出やすいよ うなので育苗でやりたいと思いま す。ポットに野菜用の土とその上に種まき用の土を薄くかけておきます。種は非常に小さいのでくしゃみをすると飛びそうなのでマスクをします・・・マスクは 冗談ですよ。1ポットあたり3粒〜5粒位を目安に固まらないように蒔きます。これは、後の間引きで集中すると根まで引っ付いて肝心な本芽までだめにしてし まうのでこのようにばらまきます。その上に軽く種まき用の土を被せ、500倍程度の液肥にて水やりを行います。このとき種が水を入れたときに浮いたりしま すので水が土になじむまではゆっくりとあげます。後は発芽まで水やりと外の温度差が出ないように気をつけます。9月の初め頃までが播種の期間ですので分け て行っても良いかと思います。 画像1)今回、栽培する白菜です。種はごまの様に非常に小さいです。 画像2)ちょっと見にくいですが、種が一カ所に固まらないようにばらまきます。 画像3)全部で10個です。後で増やしていきます。 (画 像1) (画像2) (画像3) 8月25日(水) 晴れ すでに発芽してきてます。ばらまいたつもりですが、中心部に寄ってきてます。 (画 像1) (画像2) 8月26日(木) 晴れ あれから1日しか経っていませんが、生育が旺盛です。 (画 像1) (画像2) 8月28日(土) 曇りのち晴れ 小葉の開き状態や生育状態を見ながら少しずつ、間引いて行きます。本葉2枚位のとき、最終目標の1株にします。 画像1、2)1日単位で大きくなるようです。 (画 像1) (画像2) 9 9月1日(水) 晴れ ダイコンの発芽の様子と、ついでにハクサイの様子を見ました。もったいないですが、少しづつ間引いているので本数は少な くなっています。本葉も出始め、成 長してきています。 画像1)子葉の間から両脇に本葉が出てきてます。 画像2)大きくなると共に間引いて行ってます。 (画 像1) (画像2) 9月4日(土) 晴れのち一時雨 今は、1ポットに2苗にしてます。つづく本葉が出始めており、4枚に揃うまで後暫くかかるかなぁ〜。畑の畝も台風の影響 雨と乾燥でそろそろ固くなり、再度 くわを入れなければいけない状態にきてます。ちょっと段取りが狂いました。 画像1)中心あたりに、ちょこっと続く、本葉の出始めが見れます。 画像2)1ポット2苗にしています。 (画 像1) (画像2) 9月11日(土) 曇りのち雨 1ポット1苗にしました。もう暫くしてから畑に植替えます。あまり長く置いておくと老苗になって成長がうまくいきませ ん。 画像1)4枚目が大きくなってきました。 画像2)小葉が枯れて無くなっているのもあります。 (画 像1) (画像2) 9月16日(木) 晴れ ハクサイの育苗が25日前後位までなので、いつまでも放って置く訳にはいかなくなってきました。あらかじめ畝削りを済ま せてあるので朝一番に定植する事に しました。まだ辺りが暗いです。幼少時に虫さんにやられると後が大変なんで、保護してやる意味で寒冷紗を段取りしてやりました。ダイコンも芯食い虫にやら れて大変です。先に植えたとき、ダイコンも、もう少し考えていたら良かったなぁ〜。時間の経つのがメチャメチャ早いです。もう仕事に出ていかんなあかん時 間になってしまった。 画像1)定植後、薄めた液肥を十分与えたつもりです。 画像2)少しづつ、苗が痛んでます。うまく成長するかな? 画像3)寒冷紗の隙間は時間が無かったので開いています。隙間の無いように土を被せるつもりです。これも早くしてやらな ければ・・・。 (画 像1) (画像2) (画像3) 9月18日(土) 晴れ 葉が成長の源になる野菜は、この時期が虫の餌食に一番なりやすそうですね。ハクサイも案の定、絵描き虫にやられていま す。絵描き虫とは葉っぱの中に住んで いて順に葉の中を食っていくので葉に白い筋ができ、まるでキャンパスに筆筋を残したようになるのでこのような名前が付けられています。対応は筋の中の端に 虫がいると思われるので葉の裏表から覗いて潰します。殺虫剤を使われるようでしたら浸透性の物が良いでしょう。くれぐれも注意書きに沿って使用して下さ い。小生は初めての試みですが、葉っぱを切り落としました。ちょっと不安ですが・・・何でもすぐやりたがる気性なもので・・・。 画像1)やっぱり、畑の広い方が良いのでしょうね。少しづつ成長しています。 画像2)左の葉っぱに白い筋状の物が見えるでしょうか?。絵描き虫の仕業です。 画像3)ダイコンと同じく、虫が今年多いので蚊帳の中です。 画像4)別立てで今日、ハクサイ君を定植しました。 (画 像1) (画像2) (画像3) (画 像4) 9月23日(木) 曇りのち晴れ 寒冷紗を掛けていたら大丈夫と思っていたのですが、どういう訳か?何個か虫にやられちゃいました。青虫では無く、芯食い とヨトウの2種類です。それぞれ手 でやっつけましたが・・・日に日に大きくなるハクサイ君が虫に喰われていくと・・・成長記録は、「虫に喰われるハクサイの成長記録」??・・・そんな馬鹿 な・・・。皆さんも気を付けて下さいよ。 画像1)まさかの芯食い虫にやられました。 画像2)ヨトウ虫に喰われたハクサイ君です。 画像3)ここまで大きくなってきたハクサイ君が虫にやられると・・・非常に辛いものがありますね。 (画 像1) (画像2) (画像3) 10 10月1日(金) 晴れ 被害の出たハクサイ君は仕方がないので・・・と言いつつ、小生が食べるまでに虫たちに全部食べられたりして・・・最 悪。。そこらじゅう虫に食われながらも 成長しているハクサイ君もあります。時期的にハクサイ君のお代わりがないので今の分でどうにか出来たらなぁ・・・と願うばかりです。 画像1)1W程度ですが、このハクサイ君は良く成長してきてます。 画像2)ええ所まで成長してたんですが・・・見事に芯食いにやられました。 (画 像1) (画像2) 10月9日(土) 雨のち曇り どこから出てくるのか見ているつもりですが、これも追いつかないのでしょうか?段々と虫食い穴が増えてきてます。虫の糞 近くにおるのはわかるので、それは 捕殺出来るが・・・それ以外にどこにおるんや??畝幅一杯まで成長し、巻き巻きしかけています。寒冷紗が小さくなってきて、はみ出ます・・・どうにかした いんだがなぁ〜・・・そやけど虫に食われると嫌だし・・・ジレンマです。 画像1、2)ひどいハクサイ君は抜いたので、歯抜けが多いです。全体を撮るとボロが出そうですね。 (画 像1) (画像2) 10月17日(日) 晴れ ヨトウと青虫にやられるのが多そうです。捕まえては捕殺しているけれど、きりが無いですね・・・けれど、めげずにやって います。先週と比べると全体の大き さはあまり変わらないが、巻きが増えて来たように思えます。また、葉っぱが立って来たようにも見えるのですが・・・。 画像1、2)葉数が増えて、葉っぱが立ってきているようです。 (画 像1) (画像2) 10月23日(土) 晴れのちくもり メチャクチャ葉っぱが大きくなるのですね。虫よけに寒冷紗を掛けているのですが、はみ出て仕方ないです。芯を中心に回り の葉っぱが渦を巻くように成長して います。葉っぱを傷つけないように覗いてみるとどこから出てきたのか、芯くいとヨトウがおりました。油断大敵ですね。葉っぱの食われようと糞を頼りに探す しかないですね。 画像1、3)化けもん見たいに大きくなります。ほんま葉っぱだけでもすごいやー。 画像2)巻き巻きしています。ちょっと黒いところは虫の糞です。 (画 像1) (画像2) (画像3) 10月30日(土) 雨 ダイコンと同じくハクサイ君も外の葉っぱがかなり窮屈そうだし、天辺が寒冷紗にあたって折れ曲がってきたので寒冷紗を取 りました。何もなければいいのです が・・・。外葉が中の葉を覆いかぶすように伸びてきています。これから順に中の葉が成長してくるのでしょうね。キャベツと同じような感じです。 画像1)虫にやられたハクサイ君・・・それでも成長しようとがんばっています。 画像2)どうにか虫にやられながらも成長してきたハクサイ君です。中心部に葉っぱが固まってきていますよ。 (画 像1) (画像2) |